シミュレーション結果についての裏づけがあるか

太陽光発電を導入する際の大義名分は環境に優しいクリーンエネルギーですが、
実際にはやはり家庭での電気代の節約、そして余剰電力の売電収入が
大きなメリットです。
 
したがって太陽光パネル(モジュール)の選定は重要になりますし、
その枚数と設置条件は充分に検討される必要があります。
しかしモジュールを実際に設置して試すというわけにはいきませんから、
この発電量はシミュレーションで計算することになります。
 
シミュレーションとはいわば予測ですが、
これにはシミュレーションソフトが使用されます。
発電システムごとに異なってくる条件やご家庭の環境などの項目を入力するので、
正確なデータに基づいた設計が可能になります。
 
このようにして得られた数値を基にした結果、おおよその出力電気量、
家庭での電気の消費量などが分かりますから、出力電気量が家庭での消費量を
どの程度上回り、どの程度売電できるかも予測できます。
このシミュレーションは勿論太陽光発電の導入を検討するためのものですから、
その結果が思わしくない場合には当然導入には踏み切りません。
 
実は注意しなければならないのがこの思わしくない結果なのです。
太陽光発電の売り込みに来た業者にしてみれば、シミュレーションの結果、導入を
見送られたのでは仕事になりませんから、何とかしてシミュレーションの結果を
メリットにしたくなります。
 
そこで使われると考えられる手段が、シミュレーションソフトへの数値を
入力する際の操作です。
業者サイドが用意したソフトに業者が数値を入力しますから、
数値はどうにでもなるのです。
 
したがってシミュレーションの結果に反映される、「入力された数値」に
正当な裏づけがあるかどうかがキーポイントになります。
つまりシミュレーションの結果には、納得できる裏付けがある業者が
良心的な業者なのです。