太陽電池モジュールで、夏を涼しく

太陽光発電で使う太陽光パネル(モジュール)は、発電するためには
必要不可欠なものですが、おまけといいますか、モジュールを設置することで、
もうひとつメリットがあります。
 
それは、夏の日差しからの断熱効果です。
モジュールの大きさは、1個当たり1.2メートル×1.7メートルの
やや矩形か四角形ですが、もっと大きいサイズのものもあります。
この大きさのモジュールが何枚かつなげられて、屋根の上一杯に並べられますが、
これが夏の暑い日差しを遮るのです。
 
夏の暑い日差しを太陽光パネルが吸収してくれるので、
設置してない場合よりも10度くらい低くなります。

そして冬は太陽光を吸収して今度は家のなかを温かくしてくれます。
おおよそ5度くらいあがります。
 
このようにモジュールは屋根の上で断熱材の役目を果たしますから、
屋根の下の天井裏はそれほど暑くなりません。
太陽光発電モジュールがある住宅では、自家発電に加え、
省エネでありながら夏が涼しくなるのです。
 

 
モジュールが作る日陰の副産物ですが、部屋が暑くないと冷房も
効率的に運転できます。
また、部屋の中の温度が上がらないことは、単に人体に感じる温度が低い
だけでは無く、冷蔵庫などにも間接的に電気代節約の効果をもたらしますし、
シャワーなどの水温も低目で済みますから、まさに太陽光発電モジュールは
発電以外の節約の役割も果たしていることになります。

 
しかも、最近のモジュールでは、さらに大型化・高効率化し、
発電の最大出力も昔に比べるとすいぶん高くなっています。
日陰はできますし、発電量も増える計算になります。
そうすると部屋は涼しいのですから太陽光発電で生み出された電力の
エアコンなどでの消費量も少なくて済みます。
 
したがって発電された電気の量は余ることになりますから、
電力会社への売電に回せることが出来ます。
つまり暑い太陽光の恩恵を十分に受けることが出来るのですから、
このモジュールによる日陰については思わぬ効果だと言うことになり、
シミュレーションからでは分からない太陽光発電の良さだと言えるでしょう。
 
このように太陽光発電は単に電気を生み出すだけではなく、
光熱費の節約をもたらしてくれる心強い存在なのです。