オール電化とガスとの比較で、どちらがエコに貢献しているかという問題には
いくつかの条件が考えられます。
もし十分な発電量がある太陽光発電システムとオール電化との組み合わせであれば
従来からのガスよりもエコであると言えるでしょう。
その理由は消費する大半の電気はCO2を出さない太陽光発電で賄っているからです。
しかし太陽光発電無しでのオール電化の場合は、考え方にもよりますが、
必ずしもエコに貢献しているとは言えないでしょう。
なぜならば消費する電気の全ては遠方にある火力発電所で石油や石炭、天然ガスなどの
化石燃料を大量に燃やしCO2を撒き散らして作られた電気だからです。
ここで話をぐっと狭めて・・オール電化での給湯器であるエコキュートと
ガス給湯機器とを取り上げてみますと、エコキュートは高い熱効率を持っています。
またエコキュートは一般的には夜間の電力を利用しますから、
発電所が無駄に出し続けている電力を使います。
したがって無駄な電力を上手に使うと言う点ではエコにつながるのかも知れません。
これに対してガス瞬間湯沸かし器のような給湯設備も、エネルギー効率が高いですから、
この辺りの勝負はつけ難いものがあります。
つまり電気を使う給湯システムも、またガスを使う給湯システムも効率が高いゆえに、
エコにつながるという点ではあまり差異はないようです。
ここで考えなくてはならないのは単に電気とガスのどちらがエコかというようなものではなく、
私たちのライフスタイルの在り方になってくるということです。
電気もガスも上手な使い方をすればエコにつながりますし、
反対に無駄の多い使い方では、どちらもCO2を撒き散らしているような結果に
なりかねないということです。
極言すればCO2その他の地球に悪影響を及ぼす排出物は、今のところ
太陽光発電以外のエネルギー源では電気もガスも大差はないでしょうから、
結局のところはこれらのエネルギーを私たちがいかにエコに使うかに
かかっているのではないでしょうか。











