太陽光発電の導入を検討する際に、発電量シミュレーションが不可欠なのは、
導入を考える人ならばだれでもがご存知のことだと思います。
なにしろ、例え国や自治体からの一部補助制度があるにせよ、
太陽光発電システムは施工費を含めてかなり高額な買い物ですし、なおかつ発電した
電気の余った分を電力会社が買い取ると言う制度がありますから、
発電量をあらかじめ予測する発電量シミュレーションは極めて重要なのです。
ところでこの発電量シミュレーションはどのようにして行われるのでしょうか。
実はこのシミュレーションは全てシミュレーションソフトによってなされます。
このシミュレーションソフトには現実の各種数字が入力されるのですが、例えば
節約率という項目に意図的に高い数値を入力したりしますと経済効果が高く見えたりします。
これがシミュレーションソフトの数字のマジックで、入力する数値次第で
実はどのような結果も出せるのです。
しかもこの入力作業は営業マンが行いますから、
悪く言えばどのような操作も出来ることになります。
そうでなくてもある時期の現状の数字を正直に入力したとしても、
ライフスタイルや社会情勢は変化しますから、家庭で消費する電気の量も変わりますし、
電気の単価も変わってきます。
したがって、シミュレーションはあくまでもある時期のある条件の下での数値に
基づくものですから、それが実際と異なることは当然なのです。
こう考えると発電量シミュレーションはあくまでも参考程度にしか過ぎないことを
認識したほうが良いでしょう。
例えば3kWの太陽光モジュールを屋根に設置すれば、家庭で消費する電気代は
只になるという発電量シミュレーションは簡単に出来るのです。
ですからそれに輪をかけて、これだけの余剰電力が出るのでそれを売電すれば
幾らくらいの収入が見込めると言うようなシミュレーションも簡単に出来ます。
ここでもう一度考えましょう。
シミュレーションはどうにでもなるものですし、太陽光発電の営業マンが
シミュレーションの結果を見て、これでは採算が合いませんから
この際太陽光発電の導入は見合わせたほうがお得ですなどと言うでしょうか?











