技術的な問題

太陽光発電はメリットばかりある訳ではありません。メリットの逆にデメリットもあります。
そしてデメリットの中には太陽光発電を導入する前から想定できるものと想定外のものがあります。
 
例えば導入前に想定できるデメリットの一つには太陽光装置を設置しようとする住宅の立地条件があげられます。つまりその住宅の屋根の位置が太陽光発電に適しているか否かです。
近くに大きなビルがあったり切り倒せない大きな樹木があるために、その住宅の屋根を照らす太陽光が無かったり、少なかったりする場合、太陽光発電でのメリットを享受することは出来ないでしょう。これは例え最高に効率が良い太陽光モジュールをそのような場所に設置したとしても、残念ながら現時点での技術では解決できないデメリットです。しかし、各メーカーではこの技術的な問題の解決には懸命に取り組んでいますから、近い将来にはこの種のデメリットはある程度解決できるかも知れません。

 
また、例え希望する位置に太陽光発電装置を取り付けることが出来なくても、もしその住宅の敷地内に大型の倉庫や物置があり、その屋根には十分に太陽光が当たるような場合にはそこに太陽光発電装置を取り付けて配線で住宅内に発電された電気を送ることも考えられますから、このような場合には周りにある全ての可能性を検討したいものです。また、住宅の位置の関係で一日のうちで何時間ほどであれば太陽光が屋根に当たると言う部分的な日射量の計算に合わせた太陽光モジュールの導入による発電量のシミュレーションをすれば、その住宅での太陽光発電による損益分岐点がつかめます。
もし、そのようなシミュレーションの結果、どの程度高性能な太陽光モジュールをどのような規模で取り付ければ損益分岐点を上回ることが出来れば、この技術的なデメリットはある程度解消できるのでは無いでしょうか。
このようにあらゆる手段を取っても太陽光発電による採算が取れない場合はデメリットになると考えたほうが良いでしょう。