売電量が期待外れ

太陽光発電を導入する際に、まずは家庭で消費する電気代が
タダになるか少なくて済むかを考えるでしょう。
しかし、それ以上に太陽光発電を導入する人が期待するのは
余剰電力の電力会社による買取り、つまり売電での収入でしょう。
 
つまり、家庭で使用する電気代をゼロにし、さらに発電する電気の余剰部分での収入を得ることで、
初期の投資費用を出来るだけ早い時期に回収することと、
回収後には売電での収入が見込めることです。
 
したがって太陽光発電では出来る限り大量の発電が
コンスタントに見込めるような設計に基づいて太陽光モジュールを選定しますし、
モジュールの取り付け箇所の屋根の形状や太陽光の当たり具合などが極めて重要になります。
 
この全てにわたって太陽光発電の導入前に現地調査を行い、
シミュレーションも実施しますが、その結果おおよその発電量と家庭での電力消費量、
さらには余剰電力が割り出されます。
 
ここで導入する人は余剰電力から売電での収入予測をするのですが、
これらはあくまでも机上での計算なのです。
 
つまり、実際にその所定の場所に太陽光発電装置を設置して年間を通して
稼動させた結果の数字ではありません。
本当にその太陽光発電が生み出す電気の量は実際に太陽光モジュールを屋根に取り付けて
稼動させて初めて分かるのです。

 
それ以外にも自然の天候に太陽光発電は大きく左右されますから、
昨年は晴天が多かったのに今年は曇りや雨の日が多いと言うことも起きてくるでしょう。
天気や太陽に文句をつけてもどうにもなりません。
下手をすると家庭で消費する電力に太陽光発電での電気の量が追いつかない場合も
考えられますから、そうなると売電どころの話ではありません。
 
ここで一つ考えておきたいことは、太陽光発電を導入する際のシミュレーションです。
これは実際の条件などを様々な項目に数値を記入して想定される結果を出すものですが、
この際に記入する数値が実際の数値と異なっていた場合には全く違う結果になり、
売電量が期待外れになるのです。